「国が認めているから安全?」食品添加物の安全性を初めて疑った日|化学物質過敏症の始まりから診断まで④
「国が認めてる=安全」だと信じていた日々から、初めて添加物を疑い始めるまでの心の変化。化学物質過敏症の妻のリアルな体験談シリーズ第4回。

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この記事のポイント
- ✓「国が認めているから安全」と信じていた頃の自分
- ✓ふとしたきっかけで、初めて添加物の安全性を疑い始める
- ✓信じることと考えることの間で揺れる気持ちの記録
化学物質過敏症の妻が綴る、診断までの記録シリーズ第4回。今回は「食品添加物の安全性を初めて疑った日」のことを、当時の感情とともに振り返ります。
情報や正解を提示する記事ではありません。当事者の心の動きの記録として読んでもらえたらと思います。
1「国が認めてるなら大丈夫」だった頃
結婚するまで、私は食品添加物のことなんて気にしたこともありませんでした。「国の機関が認めているんだから、安全に決まっている」と無条件に信じていました。
コンビニ弁当も、ファストフードも、加工肉も、お菓子も、何も疑わずに食べていた。原材料表示を読んだことなんて、一度もなかったんです。
「みんな食べてるんだから大丈夫」「国の許可が出てるんだから問題ない」 ── そう信じていれば、何も考えなくて済むから。実はとても楽な状態でした。
2疑い始めた『きっかけ』
きっかけは、原因不明の体調不良でした。めまいが続く、朝起きるのがつらい、お腹の調子が悪い。病院に行っても「ストレスでしょう」「自律神経の乱れですね」と言われるばかり。
ある日、雑誌の特集で「食品添加物の複合摂取」という言葉を見ました。「個別の添加物はADI内でも、複数を組み合わせた評価は十分にされていない」という記述。
え、そうなの? と、心がざわっとしたのを覚えています。「国が認めている=完全に安全」だと思っていた前提が、初めて揺らいだ瞬間でした。
当時の本音:「知らなければ良かった」 ── 一度疑い始めると、もう元には戻れない。安心の前提が崩れるのは怖いことでした。
3信じることから、考えることへ
そこから少しずつ、原材料表示を見るようになりました。最初は「読み方がわからない」「ぜんぶカタカナ」「何が悪いのか分からない」と混乱の連続。
でも、調べていくうちに、「全部安全」でも「全部危険」でもないことが見えてきました。WHO・厚労省・消費者庁の資料を読みながら、自分なりの基準を作る作業が始まりました。
信じることをやめて、自分で考えるのは大変です。でも、これが「自分と家族の体を自分で守る」第一歩だったと、今は思います。
次回へ
- ✓「国が認めている=安全」を疑い始めた日が転換点
- ✓疑うことは怖い、でも自分で考える始まり
- ✓次回は「実際に添加物をやめてみた日」の話
次回⑤では、「家の食品をチェックしたら、ほぼアウトだった日」のことを書きます。実際に行動を変える時のリアルな葛藤を、お読みください。
📚参考文献・出典
本記事は以下の公的機関・学術団体の情報をもとに執筆しています。
- 食品添加物の安全性評価
内閣府食品安全委員会・厚生労働省
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